ロードスターNA ラジエター交換
ゴールデンウィーク中にロードスターのラジエターを交換。
先日のブッシュ交換に石井自動車に行った時に社長に簡単に点検してもらったのだが、そのとき、ラジエターがもう交換時期だねぇ。今日の帰りに水漏れしてもおかしくは無いよ。と、脅かしてもらった。
私は以前、ランドクルーザープラドを乗っていたのだがラジエターの水漏れに気が付かず出先でオーバーヒートしてエンジンブローさせた痛い経験を持ってる。(笑)
結局このために今のセレナ号に乗り換えている。これがあって、奥さんにラジエター交換したほうがいいといったら、即OKが出た。(笑)
ディーラーで見積もりすると、ラジエター本体が6万円以上する。ホース類、作業料を入れると8万円ほどになる! ならば、自分でやるか。ということで、ネットでマルハのラジエターセットを購入したわけ。
では、作業。
まずは現状。元は黒いアッパー部分。すっかり劣化して緑というか茶色というか素敵な色。
よーく見るとヒビの気配が。
まずはジャッキアップ。
インテークパイプを外してエアクリーナーボックスを外す。ここにはエアフロセンサーも付いているのだが、ここのコネクターが外しづらい。無理に外して痛めるのもなんなのでコネクタは外さずにヘッド脇にどける。
なんでエアクリーナーボックスを外すかというと、ラジエターロアパイプがこの位置でナット留めしてあるため。
次にアンダーカバーを外す。結構ナットの数が多い。11個かな。
外れた。
下から覗くとこんな感じ。
オイルパンにずいぶんオイル跡が。。 とりあえず気にしない。(笑)
ファンを取るためには下に見えるナットを外す。
ロアパイプ。
サクッとファンを取る。それぞれ上下2個ずつの4個のナットと、カプラーを外すだけ。
割りとあっさり外せる。
ファンを取ってしまえば、その後の作業がやりやすい。
ここで、心を決めて(笑)クーラントを抜く。
下のドレンを開けてからラジエターキャップをあけたほうがいい。先にラジエタキャップあけちゃうと、ドハーッと出てきてドレン開けてる手とドライバーがクーラントにまみれちゃう。
クーラントはかなり綺麗だった。
でもせっかくなので、ドレンを閉めて水を入れて、エンジン掛けて水をまわしてからまた水を抜いて。を3回ぐらい、抜いた水の色がほぼ付かなくなるぐらい繰り返した。
ここで、再度、心を決めてホースを外す。ここから先に進めたもう後戻りはできない。(笑)
ロアのエンジン側は抜けないので切っちゃう。 あー、もう絶対に後戻りできない。(笑)
ラジエター本体はこの上側のナットを外すだけ。
下はU字部分にブッシュで嵌まっているだけ。よって上のナットを外したら引き抜くだけ。
引き抜くとき、ちょっとキツくて、焦ったけれど無事、本体も外せた。
前にまだラジエターがあるようだけど、これはエアコン用のコア。
アッパーを留めているナットはソケットが入らなかったので地味にスパナで外して。
若干の知恵の輪状態を楽しみながら、無事にアッパーホースも外す。
アッパーは、ラジエター部と、エンジン側のゴムホースとそれを繋ぐ金属パイプの3部構成。
ラジエター本体の新旧比較。
ホースの新旧比較。ホース止めは古いのを使う。
まずはロアホースから取り付ける。意外と面倒。
ラジエター本体には古いほうから、ここのブッシュと、
ここのブッシュピンを移植する。ラジエター本体はゴムブッシュでフローティングマウントされているわけね。後も元のように戻すだけ。
次にサーモスタットも交換する。
真ん中のやつね。
新しいサーモもパッキン。
新ラジエター。真ん中に見える白いものは、インテークになんか落とさないように軍手で蓋をしている。(笑)
ファンはちょっと掃除してから取り付ける。
アッパーホースをつける。バンドを掴んでいるのがウォーターパイス。これが握ると掴んだままになるのでかなり便利。バンドは結構強いのでプライヤーで握っての作業では結構つらい。
全てが正しく接続されていることを再度確認してから、クーラントと水を入れる。ペットボトルを半分に切って使う。便利。
あ、もちろん、リザーバータンクも外して中のクーラントを新しいものにしてから付け直している。
エア抜き。キャップをせずに、ヒーターをONにしてエンジンを掛ける。水温が上がってくるとサーモが開いて水が廻る。そーすると、エンジンブロックのほうに入ってたエアがポコポコと出てくる。エンジンを止めて、足りなくなった分、水を足す。
キャップを閉めて完了。(笑)
ちなみにキャップの圧力は純正と同じ0.9Kg。
ここで、高圧力にしても私には意味が無い。水温が上がった状態で走り続けることはないし、なまじ圧力を上げたら、もしかしたら別の弱い部分に負荷が掛かるのは嫌なので。
黒いラジエターのアッパーがうれしい。素敵。(笑)
さっそく試運転。
奥さんに一緒に行く? と聞いたら、私が一緒に行ったら、もしトラブッた時に助けに行けないじゃない。と、ごく真っ当な意見されたので、納得して素直に一人で出かける。(笑)
大丈夫と思っているけど、念のため助手席にはペットボトルの水。(笑)
奥さんには、500mlじゃなくて2Lのペットボトル使ってる(笑) と笑われながら出発。
とりあえず大丈夫そう。水温も普通。
途中で止めて、エンジンルームも覗く。漏れてない。良かった。ほっ。
無事帰宅。
エンジンが冷えるのを待ってキャップを外してみる。
液面もそのまま。OKでしょう。(笑)
@84900Km
先日のブッシュ交換に石井自動車に行った時に社長に簡単に点検してもらったのだが、そのとき、ラジエターがもう交換時期だねぇ。今日の帰りに水漏れしてもおかしくは無いよ。と、脅かしてもらった。
私は以前、ランドクルーザープラドを乗っていたのだがラジエターの水漏れに気が付かず出先でオーバーヒートしてエンジンブローさせた痛い経験を持ってる。(笑)
結局このために今のセレナ号に乗り換えている。これがあって、奥さんにラジエター交換したほうがいいといったら、即OKが出た。(笑)
ディーラーで見積もりすると、ラジエター本体が6万円以上する。ホース類、作業料を入れると8万円ほどになる! ならば、自分でやるか。ということで、ネットでマルハのラジエターセットを購入したわけ。
では、作業。
まずは現状。元は黒いアッパー部分。すっかり劣化して緑というか茶色というか素敵な色。
よーく見るとヒビの気配が。
まずはジャッキアップ。
インテークパイプを外してエアクリーナーボックスを外す。ここにはエアフロセンサーも付いているのだが、ここのコネクターが外しづらい。無理に外して痛めるのもなんなのでコネクタは外さずにヘッド脇にどける。
なんでエアクリーナーボックスを外すかというと、ラジエターロアパイプがこの位置でナット留めしてあるため。
次にアンダーカバーを外す。結構ナットの数が多い。11個かな。
外れた。
下から覗くとこんな感じ。
オイルパンにずいぶんオイル跡が。。 とりあえず気にしない。(笑)
ファンを取るためには下に見えるナットを外す。
ロアパイプ。
サクッとファンを取る。それぞれ上下2個ずつの4個のナットと、カプラーを外すだけ。
割りとあっさり外せる。
ファンを取ってしまえば、その後の作業がやりやすい。
ここで、心を決めて(笑)クーラントを抜く。
下のドレンを開けてからラジエターキャップをあけたほうがいい。先にラジエタキャップあけちゃうと、ドハーッと出てきてドレン開けてる手とドライバーがクーラントにまみれちゃう。
クーラントはかなり綺麗だった。
でもせっかくなので、ドレンを閉めて水を入れて、エンジン掛けて水をまわしてからまた水を抜いて。を3回ぐらい、抜いた水の色がほぼ付かなくなるぐらい繰り返した。
ここで、再度、心を決めてホースを外す。ここから先に進めたもう後戻りはできない。(笑)
ロアのエンジン側は抜けないので切っちゃう。 あー、もう絶対に後戻りできない。(笑)
ラジエター本体はこの上側のナットを外すだけ。
下はU字部分にブッシュで嵌まっているだけ。よって上のナットを外したら引き抜くだけ。
引き抜くとき、ちょっとキツくて、焦ったけれど無事、本体も外せた。
前にまだラジエターがあるようだけど、これはエアコン用のコア。
アッパーを留めているナットはソケットが入らなかったので地味にスパナで外して。
若干の知恵の輪状態を楽しみながら、無事にアッパーホースも外す。
アッパーは、ラジエター部と、エンジン側のゴムホースとそれを繋ぐ金属パイプの3部構成。
ラジエター本体の新旧比較。
ホースの新旧比較。ホース止めは古いのを使う。
まずはロアホースから取り付ける。意外と面倒。
ラジエター本体には古いほうから、ここのブッシュと、
ここのブッシュピンを移植する。ラジエター本体はゴムブッシュでフローティングマウントされているわけね。後も元のように戻すだけ。
次にサーモスタットも交換する。
真ん中のやつね。
新しいサーモもパッキン。
新ラジエター。真ん中に見える白いものは、インテークになんか落とさないように軍手で蓋をしている。(笑)
ファンはちょっと掃除してから取り付ける。
アッパーホースをつける。バンドを掴んでいるのがウォーターパイス。これが握ると掴んだままになるのでかなり便利。バンドは結構強いのでプライヤーで握っての作業では結構つらい。
全てが正しく接続されていることを再度確認してから、クーラントと水を入れる。ペットボトルを半分に切って使う。便利。
あ、もちろん、リザーバータンクも外して中のクーラントを新しいものにしてから付け直している。
エア抜き。キャップをせずに、ヒーターをONにしてエンジンを掛ける。水温が上がってくるとサーモが開いて水が廻る。そーすると、エンジンブロックのほうに入ってたエアがポコポコと出てくる。エンジンを止めて、足りなくなった分、水を足す。
キャップを閉めて完了。(笑)
ちなみにキャップの圧力は純正と同じ0.9Kg。
ここで、高圧力にしても私には意味が無い。水温が上がった状態で走り続けることはないし、なまじ圧力を上げたら、もしかしたら別の弱い部分に負荷が掛かるのは嫌なので。
黒いラジエターのアッパーがうれしい。素敵。(笑)
さっそく試運転。
奥さんに一緒に行く? と聞いたら、私が一緒に行ったら、もしトラブッた時に助けに行けないじゃない。と、ごく真っ当な意見されたので、納得して素直に一人で出かける。(笑)
大丈夫と思っているけど、念のため助手席にはペットボトルの水。(笑)
奥さんには、500mlじゃなくて2Lのペットボトル使ってる(笑) と笑われながら出発。
とりあえず大丈夫そう。水温も普通。
途中で止めて、エンジンルームも覗く。漏れてない。良かった。ほっ。
無事帰宅。
エンジンが冷えるのを待ってキャップを外してみる。
液面もそのまま。OKでしょう。(笑)
@84900Km
by roadsterwalk
| 2010-05-08 23:10
| ROADSTER